津嘉山大綱曳きに向けて、区民のみなさんで大綱を作る一大イベント『綱打ち』があります。大綱曳きでは普段の綱曳きの何倍もの綱を作る必要があるので、綱打ちには500~600人ほどの人員が必要と言われています。さらに暑い中での作業となるため、なるべく多くの人たちが休憩を入れつつ、交代しながらやる必要が出てきます。綱打ちは力を使う作業となるため多くの男手が必要です。津嘉山区民の男性の皆さん!仲間に声がけをしてみんなで立派な大綱を作り上げましょう!
綱打ちの詳細
- 実施日:2024年7月7日(日)
- 追加日:2024年7月14日(日)※7日で終わらなかった分の綱打ちや切れた綱の補修など
- 時間:9時~18時※当日の状況により変動する可能性あり
- 場所:津嘉山地域振興資料館
- 服装:マスク、軍手、長袖、その他熱中症対策
- 飲み物:女性の方々が用意した飲み物が提供されます
- 昼食:女性の方々が作ったカレーが提供されます
当日の服装については下の写真のような格好が好ましいです。ワラを大量に扱うため、飛び交うワラを吸い込まないようにマスクすることをおすすめします。ただ、当日は真夏日になる可能性が高いため、無理のない程度にお願いします。またワラが体に付くと痒くなることもあるため、長袖を着ることをおすすめします。特に重要なのが軍手です。綱打ちでは何度もワラを強く握って結っていくため、手のひらを保護するためにも軍手の準備をして下さい。(当日は軍手の提供があるかもしれません)
綱打ちの様子
綱打ちを未体験の方も多いと思いますので、過去の写真を使って綱打ちの様子を説明します。
まず綱打ちのために単管パイプを使ってこのような台を組みます。
数名一組で綱を作っていきます。大綱ではこのようなグループの列が幾つかできると思います。
過去の御願綱の綱打ちの様子を動画でご覧になれるので、参考にしてみて下さい。
綱打ちは一番暑い時期の作業となります。綱打ちの現場には女性の方々が用意してくれた飲み物や黒糖、塩やキュウリなどが提供されます。
さらに昼食には津嘉山女性の会が中心となって作るカレーが提供されます。女性の方々の協力も重要となっています。
綱打ちの準備
綱打ちが始まるまでには以下のような準備が行われます。
まず大量のワラが用意されます。写真のようなワラの束が数ブロックごとに用意されています。大綱になるとワラの総重量は約7トンとも言われています。
ワラはまず綱打ちしやすいように小分けにされていきます。
下の写真くらいのワラの束をたくさん用意していきます。
ワラの用意は女性や子供でもできるので、気軽に手伝うことが出来ます。
少年野球の子どもたちも綱打ちのお手伝い。小さい子たちも混じっての作業は活気が出ます。
綱打ち
ワラの準備ができ次第、大人の男性たちが綱打ちに取り掛かります。
綱打ちは基本6~8人程度のグループでやっていきます。綱を結っていく人が3人、結っている綱の上部を支える人1人、伸びた綱を引っ張って固定する人1人、ワラの束を渡す人1~2人、というような構成です。これらのメンバーが交代しながら綱を結っていきます。
まずはワラ2束を結って、綱を細い状態から徐々に太くしていきます。
綱を徐々に太くしていき、ワラを2束から3束に増やして、三名で綱を結っていきます。下の写真のような太さになってからは、同等の太さで指示された長さまで綱打ちを続けます。
綱打ちをしている3人の側ではワラの束を渡す役割の人が1~2名必要です。ワラの束が少なくなってきたら、子どもたちにお願いすると補充してくれます。
綱打ちが続くと綱が長くなってくるので、下の写真のように綱を支えます。
綱打ちが終わった綱は、あちこちからワラが飛び出しているので、子どもたちがハサミを使ってカットしてキレイにしていきます。
綱打ちが目的の長さに近づいてくると、徐々にワラを減らして細くしていきます。
最後は先端部分を結んで綱打ち完了です。
綱打ちはたくさんの男手が必要です。初めての方でも綱打ち経験者が指導しながら覚えていけるので、ぜひ多くの方の参加をお待ちしています!
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