21年ぶりとなる津嘉山大綱曳きですが、参加者にはそれぞれの役割で衣装があります。シタクや綱頭、チンミ人など役割がある方々は実行委員会が準備した衣装を着ることになります。それ以外の一般男性の衣装はどのようになっているか見ていきましょう。
※ここで言う一般男性とは、スネーイなどに参加している棒持ちのことです。綱曳きに参加する一般人は除きます。
一般男性の衣装
通常の御願綱(毎年開催の綱曳き)の場合は、綱頭がオリジナルにデザインされた生まれ年Tシャツなどを着ていることが多いですが、大綱曳きでは完全に白一色の衣装で統一されています。
一般男性(棒持ち)の衣装
- 完全に無地の白シャツ(半袖または長袖)
- 左胸に津嘉山の字章をアイロン付け
- 白のズボン
- 白の靴
- 頭にはワラハチマキ(東西各御物にてもらって下さい)
一般男性の参加者は下の写真のような衣装となります。
字章の販売
今回の大綱曳きでも一般男性は上記の衣装に加えて左胸に字章を貼り付けていただきます。字章は津嘉山地域振興資料館にて1個200円で販売しています。300個ほど用意していますので、大綱曳き前までには入手して、白シャツの左胸にアイロン付けしていただきます。
アイロンプリントシールの付け方
- シャツはあらかじめアイロンでシワを伸ばしておく
- 貼りたいところへ転写シートを置いて、転写シートの上からアイロンを全体に約10秒押し当てます。(アイロンの温度は中、スチームはオフにしておきます)※Tシャツによってはテカったり変色することもあるので、心配な方は当て布をしてアイロンを押し当てて下さい。
- フィルムを付けたまま冷やします。
- 冷めたらちゃんとくっついているか確認しながらフィルムをゆっくり剥がして下さい。この時、付きが悪ければ再度アイロンを押し当てましょう。
- フィルムを剥がしたら当て布をして約10秒アイロンを押し当てて仕上がりです。
前回の大綱曳きでも、左胸に津嘉山の字章が付いているシャツを着ているのがわかります。
過去の大綱曳きでの衣装
21年前の大綱曳きの様子。一般男性(棒持ち)の参加者は白一色の衣装なのがわかります。白一色の統一感のある衣装は、津嘉山大綱曳き特有の伝統的な雰囲気を引き立てます。
頭には基本ワラハチマキをします。今回の大綱曳きは猛暑日が予想されるので、下の写真のように白いタオルの上からワラハチマキをするのも良いかと思います。
また帽子などを被る場合は白、または極力明るい色の帽子の上からワラハチマキをするのが好ましいと思われます。
21年ぶりとなる津嘉山大綱曳き。参加者は衣装を統一して、伝統行事としての津嘉山大綱曳きを盛り上げていきましょう。
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