津嘉山にゆかりのある祭り「チャランケ祭」が東京都中野区にて開催されます。
- 開催日:2024年10月5日(土)11:30開場、10月6日(日)10:00開場
- 場所:中野四季の森公園イベントエリア(JR中野駅北口)
「チャランケ祭」はアイヌと沖縄人の出会いがきっかけで1994年に東京都中野区で始まった祭です。その祭の発起人の一人であるウチナンチュが津嘉山出身の金城吉春(よしはる)さんという方だそうです。
金城吉春さんは1954年生まれ。1980年に上京。その後東京の中野区にて中野沖縄料理あしびなーの店主をしながらチャランケ祭の実行委員会会長として深く関わっていたようです。2021年に残念ながら他界されましたが、津嘉山大綱曳きの要素を取り入れたチャランケ祭はその後も引き継がれて、今年も開催します。
チャランケ祭では沖縄のエイサーや民謡の披露も行っており、さらには津嘉山大綱曳きをモチーフとした旗持ち・鉦鼓隊・綱曳き歌なども行っているそうです。また2013年、20周年のときにはシタクを再現し、その時はチナブを竹の伐採から組み上げたとのことです。
聞いた話では、鉦鼓隊のリズムや旗頭など、津嘉山の伝統をしっかりと引き継いでいるとのことです。綱打ちや綱曳きなどは行っていませんが、そのような祭が31年間も続いているのは津嘉山人として非常に嬉しく思います。
機会がある方はぜひチャランケ祭に参加してみてはいかがでしょうか。
今回の情報はInstagram経由で伊東威光さんより提供がありました。ありがとうございました。
チャランケ祭の公式サイト。
金城吉春さんのインタビュー記事。
チャランケ祭の古い公式ブログ。2012~2014年の祭の様子が写真を交えて紹介されています。
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