2024年7月14日(日)。前回、綱打ちが1日で終わらなかったので、追加の綱打ちを行いました。2週連続の大変な作業でしたが、多くの方々が集まって綱打ちを行いました。
追加綱打ち開始
朝から多くの方々が津嘉山地域振興資料館に集まって綱打ちが始まりました。今回は資料館の前だけにやぐらを組んで綱打ちを行いました。ホールから涼しい冷房の風が流れてくるので、猛暑にも関わらず快適です。
未着手の綱打ちいがいにも、前回のメーミチ綱で切れてしまった綱や、綱打ちが不十分で簡単にほつれてしまった綱などのやり直しがいくつかありました。
今回は追加の綱打ちというだけあって参加者は慣れている人も多く、どのグループもスムーズに綱打ちが進んでいました。
多かったのはやはり綱頭のメンバー。みなさん頑張っていました。
大先輩からの厳しいチェック。綱が切れてしまわないように、しっかりと綱打ちしなければなりません。
出来上がった本数をチェック。80本以上綱打ちしなければならないので、確認するのも大変です。
一番気合の入った掛け声が聞こえてきたグループはこちら。「うるさい!」と周りから言われるくらいの元気でした笑
今回は大綱用のカナチ棒で使用する綱も作っていました。場所がなかったので、ガジュマルの木を使っての綱打ちです。また普通の綱と違って切れては困るので、中にロープを入れています。こちらは大綱終了後にも展示で使う予定です。
一番大変な綱打ちが、東西の綱をつなげる部位に巻きつける2本の綱です。東は150mのタニガマチ、西は210mのホーガマチを作る必要があります。またこの綱は綺麗に巻きつけるため、ワラが飛び出た部分を丁寧にハサミでカットする必要もあります。
綱の組立のときに作業しやすいように、ホーガマチとタニガマチはある程度丸めておきます。
前回の綱打ちに引き続き、今回も女性の方々には熱中症予防のため飲み物や塩・梅干しなどを用意していただいています。
お昼休憩
今回も女性の方々がカレーを用意してくれました。
お昼時間になってみなさんカレーを食べにやってきました。
冷房が効いて涼しい津嘉山地域振興資料館のホールでお昼休み。私も今回はしっかりと綱打ちに参加したので、お腹ペコペコな状態でカレーを美味しく頂きました。
午後の作業
お昼休みが終わって再び綱打ち再開です。追加の綱打ちとはいえ、人員が前回よりもかなり少ないので、午後も作業が続きます。
日も傾いてきた頃、ようやく最後の一本の綱打ちが終わりました。
2週続けての綱打ち本当にお疲れさまでした!
記念撮影
お昼頃に一旦綱打ちを中断して、みんなで記念撮影。フォトグラファーの城間さんによるドローン撮影でした。※クリックで拡大します
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