2024年6月5日に津嘉山地域振興資料館にて行われた女性の歌踊りの練習と衣装製作を見てきました。若い方から年配の方まで、幅広い世代が集まっていました。
歌踊り練習
津嘉山地域振興資料館の会議室で円になって全員で歌踊りの練習を行っていました。太鼓を叩く人、ティーサージを持って踊る人、歌う人に分かれています。
太鼓は両腕を目線から下げずに叩き続けていたので大変そう。ティーサージは色とりどりの布の束を独特の手の動きできれいに見せて踊っていました。
歌は歌詞が非常に多く、全てうちなーぐちなので、読み仮名がないと歌うのも難しそう。さらにメロディーは4分の2拍子と4分の3拍子が入り混じった独特のテンポで、耳に馴染むのにちょっと時間がかかりそうに感じました。
津嘉山大綱曳きの歌踊り練習に参加を検討くださる方は下記の記事をご覧ください。
綱曳き歌について
綱曳き歌は南風原町の公式YouTubeで聞くことができます。また歌詞や楽譜に関しては南風原町電子図書館にて見ることができます。
綱曳き歌(Ⅰ)ゆっくりしたメロディーの行事歌
綱曳き歌(Ⅱ)早いテンポの行事歌
南風原町電子図書館にて電子書籍で読むことができる「南風原のわらべうた昔歌集 楽譜・歌詞・訳・解説付」の中の250ページから綱曳き歌の歌詞や楽譜などが掲載されています。
津嘉山綱曳きの歌詞がPDFで配布されていましたので、こちらでも共有いたします。
衣装製作
歌踊りの練習の後は衣装製作に取り掛かりました。女性の衣装である腰に巻く帯と頭帯、さらに踊りのときに手に持つティーサージの製作です。
紫の布は頭帯と腰の帯に使用されます。
頭と腰、それぞれの長さで布を切っていきます。
ミシンも数台持ち込んで作業していました。
ティーサージは色とりどりの布を使っているので、たくさんの色数の布を用意します。
ティーサージは両手に持つので、たくさんの素材が必要になります。みなさんで協力してカットしていました。
二人一組での作業で、効率よく切っていました。
こちらで製作している衣装を着た着付け例の記事も合わせてご覧ください。
津嘉山大綱曳きまであと一月半、本番に向けて日々歌踊りの練習・衣装製作を頑張っています。
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