津嘉山大綱曳き/作業記録6月9日

津嘉山大綱曳き

2024年6月9日(日)。この日は午後から東西の御物(グムチ)にて津嘉山大綱曳きへ向けた準備作業でした。午前中は御嶽でお疲れの中、午後からの作業も頑張りました。

道具製作

東はまだ大量の打ちブク(太鼓用のバチ)が出来上がっていないので、製作を続けています。サンダーで削る作業もまだ残っています。

【東】打ちブクをサンダーで削っている

形が出来上がった打ちブクは色を塗っていきます。青年会のメンバーがスプレー缶で白くしていきます。

【東】打ちブクをスプレー缶で着色中

スプレー缶での着色はちょっと大変そう。ペンキで塗ったほうが早く簡単に出来たかも。

【東】打ちブクをスプレー缶で着色中

青年会のメンバーも参加率が上がってきて助かってます。休みの中ありがとうございます。

【東】打ちブクを着色中

着色された打ちブクはテントの下で干されています。黒いのは男性用でしょうか。白いのは女性用で、後でらせん状に赤で着色予定です。

【東】テントの下で干されている打ちブク

旗竿の下部を保護する道具。結構堅い木材を加工している様子。旗頭と同じ2本製作中でしょうか。

【東】機械を使って旗竿の下部を保護する道具を製作中

西では青年会のメンバーが女性用の太鼓の色を塗っていました。皆さん集中しながら丁寧に筆を入れていました。

【西】大屋の中で太鼓へ着色する青年会の方々

流し旗への模様の描き込みが始まっていました。丸い缶の底を開けて紙に押し当て、中に赤スプレーを噴射して赤丸模様を描いています。

【西】流し旗の模様を描き込んでいる

同様の手法で3組が作業していました。どんどん日の丸が描き込まれていってます。

【西】スプレーで日の丸を描き込んでいく

青竹加工

東は竹の削り出しが遅れているようで、まだ素材の加工を行っています。機械を使って竹の素材を加工しています。

【東】機械を使って竹細工用の素材の竹を削り出している

竹細工用の竹の削り出しはまだ人手が必要で、丁寧な手作業が続いています。

【東】竹細工用の竹を削っている

他市町村に住んでいる津嘉山出身の人も日曜日に作業に駆けつけてくれています。ありがとうございます。

西の方々もまだ竹細工用の竹の削り出しをやっていました。この作業はもう少しで終わりそう。

【西】竹細工用の竹の削り出しをやっている

旗頭製作

東の一番旗の骨組み。ほぼ形は出来ているようです。細かい調整をしている様子。

【東】一番旗の骨組みを製作中

東の二番旗。骨組みがたくさんあり、この後細かい部品を付けるための準備をしています。

【東】二番旗を製作中

旗頭の飾りで使用する竹細工。私も含めて3人で編み込み中ですが苦戦中です。

【東】曲げたパイプをガイドに竹を編んでいっている

私と協力しながら竹を編んでいます。何度も失敗して、今回が5回目の編み込み。少しずつ曲げながら編み込んでいます。

【東】旗頭の飾り部分を竹細工で編み込んでいる

曲げながら編んで、紐で結んでテンションを掛けながら編み込んでいます。順調に曲がっていて、今回は無事完成に至りそうな予感。

【東】旗頭の飾りの竹細工を製作中

西の一番旗の旗頭。骨組みは飾りも含めほぼ仕上がっている様子。仕事が早いです。

【西】一番旗の旗頭の骨組み

過去の旗頭の作りを観察中。現物を見ながら同様に作っていっています。

【西】古い一番旗の旗頭の作りを観察している

竹細工をしている方々。二番旗の飾りになる竹細工でしょうか。かなり長いです。

【西】二番旗の飾りとなる竹細工をしている方々

二番旗の製作メモ。二番旗は一番旗よりも多くの竹細工が必要になりそうです。

【西】二番旗の製作メモ

旗竿製作

西は既に旗竿製作は終わっているようで、作業は行っていませんでした。
東は二番旗の旗竿製作が続いていました。

【東】旗竿を補強する作業を行っている

カナチ棒製作

東の大仕事、カナチ棒製作も落ち着いてきました。御願綱用のカナチ棒(小さめ)は表面の削り出しはほぼ完了。次回穴あけをすれば完成のようです。大綱用のカナチ棒はまだまだ丁寧な削り出しが続いています。

梅雨の時期で不安定な天気の中、17時までの作業が終了。午前中は御嶽の草刈りもあり、参加した皆さん本当にお疲れだったと思います。

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